皆さん、今日、私たちは全教会と共に、キリストの聖体の祝日を祝います。 今日の福音は、最後の晩餐について語っています。イエス様が弟子達と共にした晩餐は、特別な食事でした。それは、人類のためにイエス様がご自分を完全に捧げたことを意味しています。
「これは私の体である」そして、「これは多くの人のために流される私の血、契約の血である」というイエス様のこの二つの言葉は、弟子たちに向けたイエス様の究極の愛の表現です。 イエス様は「友人のために命を捨てることをいとわない愛に、勝る愛はない」と言ったことを実現したかったのだと思います。
イエス様は、ご自分の体と血を私たちに与えることによって、私達が「飢える」ことがないように望まれました。そして、 イエス様は私達が強く、熱意を持って生き続けることを望んでおられます。イエス様のご聖体を授かることによって、私たちはイエス様の愛を感じながら、イエス様と一つになります。
今日のお祝いは、私達が肉体的、そして精神的に成長する為にも役立ちます。特に、日常生活の中で、他の人と愛を分かち合う事は、霊的な成長を促します。神様の愛と救いの中で、私達の信仰は強められていきます。
コロナ禍の中だからこそ、希望の光の中で、神様を信じて、信仰生活を続けていただきたいと思います。
主の平和
アンディ神父