カトリック荻窪教会は、ドイツ・ケルン教区の尽力・援助を得て、この高井戸の地に作られ2011年10月に創立50周年を迎えました。そのころの高井戸はのどかな麦畑や、高い欅の木が生い茂る武蔵野の面影を残す土地でした。
今はマンションや住宅が立ち並ぶようになりましたが、荻窪教会は創立当初と変わらぬ静かで平和な「祈りの場」としてあり続けています。聖堂は静寂の中に身を沈めて、今の忙しい社会の中で心の安らぎが得られる貴重な場所です。ただ静かに座って、神様とむきあって祈って下さい。自分の心の平安ために、家族の平和のために、社会の平和のために祈りましょう。
名称 カトリック荻窪教会
教会堂名 聖バルトロマイ
創立年月日 1961年10月6日
主任司祭 フランシスコ・ザベリオ 辻 茂 神父
信徒数 453人(2019年12月31日現在)
宣教協力体 武蔵野南
新約聖書に登場するイエスの12使徒の一人。同じ12使徒の一人ピリポによってイエスを知り、自分も使徒となった。イエスの死後、当時世界の果てといわれていたインドにまで布教に行った。ここで生きたまま皮剥ぎの刑で殉教したと伝えられている。
ミケランジェロの「最後の審判」にも剥がれた自分の皮とナイフを持った姿で描かれている。記念日は8月24日。
荻窪教会の守護聖人となったのは、昭和36年の荻窪教会建設に尽力・援助をした当時の西ドイツ・ケルン教区に聖バルトロマイ聖堂があり、ケルン教区への感謝の念も込めてそれにちなんで名付けられている。
教会の聖堂内左に聖バルトロマイ像が掲げられている。
すべての御心のままに行われる、全能の父である神よ
御子イエスは、聖バルトロマイを十二使徒の一員としてお選びになり、遠くに住む民族に福音を告げるためお遣わしになりました。
使徒聖バルトロマイの名のもとに集うわたしたちカトリック荻窪教会の共同体が、その使命を受けつぎ、使徒のとりつぎのもと、福音の相応しい担い手として信仰を深め、御国の到来のあかしに生きることが出来ますように。私たちの主、イエスキリストによって。アーメン。 (2011年8月 作 初代主任司祭 佐久間 彪神父)